芭蕉の句碑のある江比間句碑公園とその麓の花々

江戸時代の有名な俳人である松尾芭蕉は、坪井杜国という尾張の俳諧師を才能を認めていましたが、彼が罪に問われて田原の保美に隠棲したのを惜しんで、伊良湖の地を訪れています。

この経緯は「笈の小文(おいのこぶみ)」の中に詳しいようですが、有名な「鷹ひとつ 見つけてうれし 伊良湖崎」という芭蕉の句も杜国を訪れた際に歌われたものです。

潮音寺という福江町のお寺には詳しい資料が残っていますが、芭蕉がおそらく歩いたであろう三河湾沿いの江比間の山間に、「江比間句碑公園」という公園があります。

ここには地元の人によって建てられた句碑がいくつもあって、何だかタイムスリップしたような不思議な空間が広がっていました。

立ち並ぶいくつもの句碑。それぞれに説明が書かれています。

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松尾芭蕉の句碑はこちら。

周りは非常に静かな雰囲気の場所です。

広場には暖かい日差しが差し込んでいました。

 

公園へ上る途中の道からは三河湾が見えます。

ちょうど2月も終わりに差し掛かりそろそろ花が咲き始める季節になったあたりの時期でしたので、江比間句碑公園の麓の入り口辺りは美しい花が咲き始めていました。

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