【三河・遠州の美味しいお店巡り】昭和50年創業の名店 弁天島「山本亭」さんで幻の蟹「どうまん蟹」とうなぎをいただく。

「どうまん蟹」

淡水と海水が混ざり合う汽水域の浜名湖で水揚げされる「どうまん蟹」は、正式名称を「トゲノコギリガザミ」といいますが、天候と漁の状況次第で入荷され水揚げ量が少なく、「幻の蟹」とも呼ばれています。

「トゲノコギリガザミ」は沖縄や瀬戸内海、志摩地方などでも若干漁獲されますが、浜名湖が最北の生息地で、この地域では「どうまん蟹」という名称で浜名湖の特産とされています。

浜名湖でも1日数匹とれるかどうかという希少価値の高い高級蟹として、東京の築地市場でも「どうまん蟹」として僅かしか出回らないそうです。

6月から11月が時期だそうですが、幸い12月初旬のこの時期に内子(卵巣)がある「どうまん蟹」がでていましたので注文してみました。

身がしまっている蟹で、味が濃厚で驚きました。一度は食べてみたいと思っていたので、今日は本当にラッキーでした。

 量り売りの時価のお値段ということでしたが、このサイズで本日は7500円(税込8250円)でした。

どうまん蟹は1万円くらいのものも普通にあるので、その希少性や濃厚なこの蟹の美味しさからすれば、十分見合ったお値段じゃないかなと思いました。

浜名湖のうなぎ

他には浜名湖のうなぎの「上うな重」と「うな丼」を注文しました。

ふかふかの柔らかい身に濃い目のたれがあっていて、大変美味しくいただきました。

うな丼

上うな重

パリふわという感触というよりも、この地域(浜名湖~三河)で割とよくお目にかかるふっくらホクホクの濃い目の味付けのタイプです。

これは私が幼少期からよく食べているタイプのうなぎですが、とても満足のいくお味でした。

さすが山本亭さんです。

*2023年12月現在です。

浜名湖に面したお店なので、お店から浜名湖の素晴らしい風景が見えます。

今回はお昼時に行ったので私たちは生け簀のあるカウンターの方に座りましたが、お座敷からは浜名湖も見えるので、見晴らしのいい席がいいという人は予約した方が良いかも知れません。

予約の方もかなりいました。

山本亭WEBサイト http://www.yamamototei.com/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA