【遠州の紅葉名所】「油山寺(ゆさんじ)」の「るりの滝」や三重塔と紅葉

701年にあの有名な行基(奈良の大仏建立の実質的な責任者)が創建したとされていますが、油が湧きだしたことで「油山寺」という名前がつきました。

ここから入っていきます。

山全体がお寺という感じで、大変色々な見どころがあります。

いわゆる一番奥にある山頂の本堂が薬師本堂で、本尊の薬師如来や山の守護神である軍善坊大権現が祀られています。本堂は、三重塔と共に源頼朝から寄進されたとのことです。

薬師本堂から見た境内や紅葉の風景

油山寺には、眼の守護や病の平癒、足腰の守護を願い多くの人が訪れています。「目の霊山」という異名があります。

紅葉と三重塔。とても素敵ですね。

有名な「るりの滝」は薬師本堂や三重塔のある場所の少し手前にあります。

749年に 孝謙天皇が眼の病が治る事を祈願して、「るりの滝」の水で眼を洗浄したところ、全快したので勅願寺にしたとのこと。その後、油山寺は目の守護や眼病平癒の寺として信仰対象となったようです。

滝の前の東屋?の天井にこんな絵が描かれていました。見どころ満載です。

もう一度山の麓から順に紅葉など見ていきましょう。

山門を入るとまずこんな感じです。

天狗杉というのがおいてありました。元天然記念物だった天狗杉の根だそうです。山の守護神の軍善坊大権現(足腰の神さま)由来の霊木だそうで、木に触れると霊験があるとのこと。

そして宝生殿に登っていきます。

雰囲気のある素敵な階段です。

このあたり、絶好の撮影ポイントになっていました。

そして宝生殿の境内です。

油山寺の紅葉は11月~12月初旬が見ごろということで、他の場所と違って、少し遅めのこの時期(12月初旬)でも楽しめました。

油山寺WEBサイト https://yusanji.jp/

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