【三河・遠州の美味しいお店巡り】創業100年の渥美の名店「魚と貝のうまい店 玉川」さん秘伝のタレでいただくうなぎ丼。
渥美半島の田原市福江町にある「玉川」さんと言えば、この地域に住む人であれば知らない人はいないであろう伝統のある名店です。
大正7年の創業で100周年を迎えるとの事です。
私は小学生の頃、今は亡き父親に連れられて、よくここに美味しい魚や貝の料理を食べに来ました。子ども心に「なんておいしいんだろう」と感じたのを覚えています。
その後大人になり自分の家族や子どもたちを連れて来たりして、人生の節目節目に「玉川」さんの料理があったように思います。自分にとっては思い出深いお店です。
店内にはずらりとメニュ―の札が貼ってあります。「玉川」の特徴は非常にメニューが充実していることで、四季折々の色々な魚や貝などの料理を味わう事ができます。
2024年1月現在です。
メニューをめくっていくと、最近話題の渥美プレミアムラスサーモンの刺身がありました。
前から関心があったので、早速注文してみました。
ラスサーモンの刺身
新鮮でさわやかな雑味がない味で、やわらかい食感でした。
渥美プレミアムラスサーモンは、渥美半島の良質な地下海水を使って、飼育環境を安全に管理して養殖された健康で元気なサーモンです。
「ラス」というのは、世界最先端の技術であるRAS(Recirculating Aquaculture System)という循環濾過養殖システムのことで、それを使って養殖されたサーモンがラスサーモンです。
こちらに詳しく出ていますのでご参考まで。
林養魚株式会社 渥美プレミアムラスサーモン https://rassalmon.com/
2024年現在です。
今日は昼間だったので飲みませんでしたが、お酒のメニューも豊富です。
さて、いよいよ今回の一番の目的であるうなぎです。
「玉川」さんにはよく来ていますが、意外にもうなぎは初めてでした。
「魚と貝のうまい店 玉川」さんの「上うなぎ丼」
こちらのうなぎ丼はタレの味に特徴があります。甘辛い濃厚な味のタレが大変ジューシーで、香ばしく焼かれたうなぎの味を惹き立てます。
何と創業の大正七年当時からの継ぎ足しの秘伝タレとのこと。よく漫画やドラマでは聞きますが、まさか身近にそんな秘伝タレを使っているお店があるとは・・・。感動です。
焼き方は、注文が入ってから腹開きで素焼きする名古屋風の焼き方とのことです。
上うなぎ丼はうなぎがご飯の中にも入っている二段詰め方式で、たっぷりうなぎの味を楽しむことができます。
上うなぎ丼のアップ また食べたくなります。
こちらはうなぎ丼です。
うなぎ丼
つやつやのうなぎが食欲をそそります。
割と濃い目の味付けなのですが、この地域だと普通の感覚です。薄味に慣れている人だと少し驚かれるかも知れません。
食べるごとに味わいが深くなっていく感じがして、私はとても美味しく感じました。
「玉川」さんは、料理のバリエーションが実に多くて「渥美半島の美味しい魚や貝ならここで」というようなお店です。
旅館もやってみえますので宿泊しながら料理を楽しむこともできます。
ぜひ一度皆さんも行ってみてください。ちょっとレトロ感がある大変落ち着いて食事を楽しめるいいお店です。
魚と貝のうまい店 玉川公式ウェブサイト https://www.atsumi-tamagawa.co.jp/restaurant/